先週土曜のお話

遅れたとか何とか言う以前の今更っぷりですが、とりあえず先週土曜のお話。




まずは『ドラえもん のび太の恐竜2006』のお話。


結構出来も良いという噂を聞いて、互いにちょっと前に『ナルニア』を観にいった時にも「次はこれを観に行きましょう!」と言っていたのですが、この度ようやっと都合が合致して2人で映画館に突貫。「公開から大分経ってるし、空いてるんじゃあないかなぁ?」と思っていたのですが・・・思ったよりも人は多かったです。子供+親御さんという本来のメインターゲットは勿論、カップルなんかも居たりして少々ビックリ。


そして上映時間。
自分もどらんくも、『ドラえもん』の映画をまともにスクリーンで観るなんて・・・・・・ちょっと大っぴらには言えないほどぶりです。ましてや今作『恐竜2006』の大元、初代『恐竜』を観た頃なんて、自分でもよく憶えていません。ほとんど新作ドラ映画に望むような気分でじっくり鑑賞。
・・・そして上映終了。
スタッフロールが完全に終わるまで、誰一人立ち上がる気配がありません。無論、自分等も同様です。


ドラえもん』の声優陣が新しくなってから、初めての長編映画。そして『ドラえもん長編映画シリーズの記念すべき第一作目のリメイク・・・こんな凄まじいプレッシャーの上の作品だったわけですが、正直、想像以上の出来でした。
何か・・・鑑賞後のこの数日間、色々語る言葉を探していたのですが、下手な言葉を紡ごうとすればする程、この作品の評価を貶めてしまうような文章しか書けなくて・・・冒頭での『ドラえもん』ではお約束の展開から、奇跡の出会い。子供故の幼稚じみた発想のために起こる世間の大混乱。そして少年がその幼稚じみた自分のエゴの殻から抜け出す瞬間。だが、まだ頼りない少年にとってはあまりにも恐ろしい敵との遭遇。絶望的な状況下における仲間との行き違い・衝突。それらを経て、強大な敵へと一丸となって戦いを挑む事を決意する少年達。そして、物語の最期に訪れる「別れ」・・・無論、基本的なストーリーラインは初代の頃から何も変わってないのですが、随所随所に「あ、これは新たに継ぎ足したシーンだな」という部分が見受けられ、それが恐ろしい事に、どれ一つ無駄になってないどころか必要不可欠なまでに物語を見事に盛り上げてくれている!
 確かに1度は観た事のある物語・・・しかも、ぶっちゃけてしまうならば、これは所詮「子供向け映画」だ。だけどこの作品には、“子供”とか“大人”とか、“男性”だとか“女性”だとか・・・そんな小さな事を吹き飛ばすだけのパワーがある! ハリウッドの大作にも負けない程の、確固たる『物語』がある! 冒険、友情、感動、etc…人を惹きつける要素が詰まっている! あー! この気持ち、この作品を表現できるだけのボキャブラリィが決定的に足りねェ!(焦
・・・要するに、何が言いたいかというと、「やっぱ、『ドラえもん』映画って良いなー・・・」の一言に尽きるわけでして。

【台無し】








・・・で、映画鑑賞の後は、どらんく氏の家にて、ファイナルな12さんを見せてもらいました。
持ち主は、とりあえずはクリアしたようで、その評価は「システム部は面白いけど、ストーリーは主人公とヒロインが邪魔過ぎ」とのこと。まぁ、『8』辺りから近年のファイナルさんのストーリーには微塵も期待しなくなった自分にとっては、システムさえ面白ければそれで十二分。どらんく氏がPS2を立ち上げ、自分は後ろでそれを眺めてみる。
・・・んー・・・話によると、戦闘システムなどは11に酷似してるらしいのですが、オンラインゲーにまるで興味ない自分にとっては、何だか今までのファイナルさんとはずいぶん雰囲気が違って見えて、これはこれで面白そうだなぁと思いました。どらんく氏曰く「ストーリーとか追わずに、ただマップをダラダラ移動して、ダラダラ敵を狩ってるだけで楽しい」との事でしたが、実際にゲーム画面/システムを見たら、その意見にも納得。


でも、確かにファイナルなシリーズの中では異色な雰囲気のシステムだけど、あの系統のシステム自体は何処かで見たことあるんだよなぁ・・・何処だっけなぁ・・・?
・・・と、ずっと言っていたのですが、今日それが判明したのでここに書いておきます。
ファイナルファンタジー12』って、『ドラッケン』にそっくりだと思うのは私だけカシラッ!?w