『ノエルと蒼穹の未来』

1〜4巻纏めた感想はまたダラダラ書くとして、この興奮が冷めないうちに4巻の感想をなるべくネタバレしないように気をつけながら箇条書きにて。

とはいえ、100%ネタバレしない感想なんて、俺には無理です!w
まだ読んでない人は、とりあえずこの先は読まない方向で。




  • やのにゃんの新キャラは・・・想定外ではあったけど、まぁ納得出来る範囲内でした。
  • ただ・・・やっぱりもう1エピソードほど欲しかったかなぁ・・・皆、トランの影に引っ張られすぎで、ちょっと印象薄かったかなぁ。
  • 個人的には「また出ないかなーw」と思ってたあの人が再登場w 役割/台詞/etc…全てめっちゃ格好良いはずなのに、相変わらず何故か胡散臭ェ!www
  • ベート&ギーメルは名前からして何か特殊な役割あると思ったんだけど・・・ちょっと残念。
  • 『小箱』の設定、そう活かして来たか! 相変わらず変熊先生は設定の汲み上げがべらぼうに上手ェ!!
  • 占い婆さんの正体・・・まさか俺の嫁だったとはな・・・想定外だったぜwww
  • 「みっしょん07」のクライマックス・・・GMのあとがきによれば『五分五分くらいの計算』との事だけど・・・案外あっさり終わってるように見える辺り、やっぱり本気の本気でキャラをチューンナップしてきたやのにゃんは怖いって事かしら?w
  • 「07」から「08」への繋ぎ・・・特に「08」の冒頭の演出はずっるいなぁ!(号泣 そらとっくの昔に堤防なんて造るのを諦めてしまった我が涙腺が耐えられるわけねーっつーの!!w
  • 勿体無い! 単なる噛ませ犬で終わらせるには勿体無いよ!・゚・(つД`)・゚・。
  • ラスボスの名前だけで大興奮!!! うわっ! その名前を持ってきますかそんなところから引っ張ってきますか名前だけで勝てない雰囲気バリバリ伝わってきますヤベェ超☆格好良い良すぎ!!!!!(燃
  • 「みっしょん08」の展開はキャンペーンならでは・・・そして、物語のクライマックスをひしひしと感じさせてくれて良いですねー。こーいうのは単発では絶対に出来ないだけに、マジで憧れます。
  • ・・・しっかし、あの組織のあの態度・・・・・・今度から『アリアンロッド』やる際に色々見る目が変わってしまいそう。・・・ホント、世界設定の根幹部分に関わる組織だけに、今後のプレイにすら大きな影響を与える話だよなぁ・・・。
  • ついにエリンディル世界もきくたけ時空的な“世界の危機”に突入w ・・・・・・洒落にならないほどデカい話になってるなぁ・・・(汗
  • ついにルールブック上最強最悪な“あの御方”登場! 俺ならたとえエキストラと分かってても前に立つことすら怖くて出来ませんw
  • 田中信二さん、田中信二さん・・・スイッチ、入りすぎですwwwww
  • 『○○の○号』ktkr!!!!(爆笑
  • 大首領〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!(大爆笑
  • クライマックスの“あの場所”へと向かうシーンはビジュアル的にすっごく格好良いなぁ〜。・・・ここは是非、絵に起こしていただきたかったなー・・・。
  • 最終決戦!! ・・・そこでそのハートフルな誤植はどうなのよどうなのよ??wwwww
  • 相変わらずボスレベルは「サバゆーなこのやろー(by 田中としひさ)」ってなカンジですが・・・まぁあの5つの能力を考慮すればそんなカンジにもなるのかな?
  • な・・・なんという文字通りの“肉の壁”・・・!!w
  • ・・・・・・・・・あれ? それまでに既に3回“アレ”してるんなら・・・ラスボスのアレは「10/10」でエイプリルのソレはナニになるのでは・・・っつーか、最終的に4回の“アレ”だったならラスボスのアレは「10/10」のままでは・・・・・・・・・まぁ、いいか!w
  • 今回最もツボだったシーン・・・p360の一連の演出! “王道”な演出だけど・・・このキャンペーンだったからこそ、この話だったからこそ生まれた演出・・・いやー、こういうの、大・大・大・大(中略)大・大好きですわ!!!!!(号泣
  • 読み専の人からは色々言われそうな結末だけど・・・でもTRPGやってればこーいう事は・・・PCのデータを元にボスの能力とか、シミュレートを念入りに行った上でギリギリの線で作成したりすると、結構頻繁に起こったりするもんなんですよ。マジで!
  • エンディング・・・ここまで来たら逆に語る部分も無し。ただただ「良かった…」という声が漏れるのみ。



全ての伏線を昇華した上で、急ぎ足に感じられる部分もなく、理想的な曲線をもってキャンペーン終了と相成った『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』シリーズ。・・・まだ外伝の発売が控えてるとはいえ、これにて一旦の終了。


・・・正直なところを言うと、近年のきくたけリプレイは「どうにもイマイチなモノが多いなぁ…」「流石の御大もそろそろ矢野王子や田中天氏にその座を譲り渡す時期が来たのか…?」などと思ってました。そんな自分の浅はかな考えを一蹴する出来栄えをもって、“リプレイ書きの帝王・菊池たけし此処に有り!”を高らかに宣言してくれましたね。『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』シリーズは!
ストーリー面が優れてるだけでなし、ゲーム的面白さを散りばめただけでもなし、プレイ中の臨場感だけでも、格好良い台詞/演出だけでもない。キャラ萌え/燃えだけでもなし・・・・・・『TRPGリプレイ』という作品が持つ魅力の全てを、これでもかと言わんが勢いで全力で詰め込んで、「そうだよ! この面白さは小説でも漫画でも映像でも出せない! 『TRPGリプレイ』というジャンルだからこそ初めて表現できるものだよ!」という事を我々に気付かせてくれた今シリーズは、間違いなく歴代の並み居るリプレイ群を押しのけて殿堂入りしても意義無しな出来栄えだったと思います・・・って、どうしていつもいつもこの素晴らしさを伝えるだけのボキャブラリィ/文章力が無いんだろうなぁ! 俺は!(血涙


兎に角、難しい言葉なんかで飾る必要なく、ただただ単純に「面白かった!」です。
今はただ、GM・執筆者の『菊池たけし』先生および、偉大なる5人の『フォア・ローゼス』に深い感謝の意を。・・・・・・お疲れ様でした。