ナルニア2

行ってきたぜ! 観てきたぜ! 『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』!
・・・まぁ、例によってレイトショーなので、昨日の夜の話なのですが。


今回はPCが1人増えて「前作に比べれば駆け足で一人一人の描写が足りない代物になっていそうだなぁ…」と、正直な話あまり期待はしていなかったのですが・・・これが良い意味で裏切られ、新PCであるカスピアン王子の見せ場、キャラの掘り下げもそこそこ十分に成されており、それでいて前作からの4人にもきちんとした役割が与えられており、久しぶりに大満足で最後まで観る事が出来ました。
・・・まぁ、ただ一人・・・エドマンドだけはちょっと見せ場が薄かったように思いますが、彼は前作でPC1or2だったので、今回はPC5として周りをフォローするポジションに収まったのでしょう。寧ろ周りがゴチャゴチャと悩んでる中、彼だけは周りを支える役に徹していて・・・おかげで話が妙に暗く沈んだ方向に行かずに済み、これはこれで非常に素晴らしい役割だったかと。


ちょっと残念だったのは、今回のクライマックス戦闘シーン。
「vs人間」という事もあり、前作の「幻獣vs幻獣」という怪獣大決戦的な迫力がなく、それでいて舞台は前作同様「平地」であった為、いまいち盛り上がりに欠けるというか・・・・・・ちょっと前に『指輪SEE』のヘルム峡谷戦やミナス・ティリス攻防戦を散々観ていたせいというのもあるかもしれませんが・・・・・・前半部の城攻めのシーンの戦闘が面白かっただけに、ちょっと残念。


とはいえ、前作の話を引継ぎつつも新しい物語が組みあがってる様は見事の一言だし、そんな重箱の隅を突付くような中二病的指摘以外は非常に大満足の作品でした。あと、個人的には『指輪』や『D&D』で散々ないがしろにされてきたドワーフが、前作のサテュロスのような重要ポジだったのがちょっと嬉しかったりw
あまりに満足したので、後ほどもう1回は何とか時間を見つけて観に行きたいなぁ〜。










・・・あ、あと一つだけ気になった点があったのですが・・・


カスピアン10世「よし! ここはボクが颯爽と現われてババーンと格好良くスーザンを助けてビシッと決めるシーンだな!」
GM「いや…でもお前、スーザンにコネ持ってねぇじゃん。登場達成値とてもじゃないが足りないぞ。どうやって登場するんだ?」
カスピアン10世「…い、今! 今取った! スーザンへのコネクション、正に今取った! 感情は…そう、『純愛』で(一同爆笑)」
エドマンド「ちょっと待て! 今までのセッション中のいつ、どこでそんなシーンが存在した!?(笑)」
カスピアン10世セッション前から愛してましたー!(一同爆笑)
GM「あー……どうする? スーザン?」
スーザン「(笑いながら)いいですよ。その方向で。それじゃあ私からも『純愛』で取ります」
ルーシー「あ、そんなんでいいんだ(笑)」
スーザン「正直なところ、そんなんでも来てもらわないと私が大ピンチ(一同爆笑)」


・・・と、気になった「降って沸いた王子とスーザンの恋愛模様」辺りを瞬時に超☆台無しにしてしまう俺の脳内を何とかしたい今日この頃。