みちのく温泉ぶらり旅

もう、週末というと『温泉』か『TRPG』かという最近。
「お前等、少しは遊び惚けるの控えろや」という天の声が聞こえそうな今日この頃なボク達ですが、懲りずに行ってきました。


今回の舞台はほったらかし温泉
面子はいつも通り当方B+Pと、鬼畜王・新さん坊の2人。


ネットで良い温泉は無いものかと探していた時に発見した温泉。
写真から見て取れるロケーションといい、値段の安さといい、距離といい、「これは行くしかねぇだろ!」と2人して盛り上がっていたのが先週。
しかし、かの人ドジッ子能力フルパワー攻撃の前に計画は直前にて破棄。
で、今週リベンジもかねて行くこととなったワケであります。


出発は午前3時半
「早すぎだろう!」ですって? 自分もそう思います(w
変態さん曰く、「これ以上遅くなると渋滞に巻き込まれる可能性があるから嫌!」
・・・との事。足も運転も彼の人頼りのワタクシ、「それでも早すぎだろう」とは強く言えません。ええ、言えませんでした。


まぁ、そんなワケで3時半に新さん坊氏、当家に到着。近所の松屋にてかなり早めの朝食を取った後出発! 彼自慢のナビさん(クラス:航海士)に目的地を入力・・・・・・「残り100km(近ッ!)」。
やっぱ、早すぎだろう(w


高速道路を飛ばして早々に山梨に突入。「現在時刻5:00」
だから、早すぎだって言ったのにー(w
もう、数時間ダラダラグニャグニャとステイシスしなきゃならない事は覚悟の上で目的地に向かう我々。流石ほったらかし温泉、周囲の景色が全然温泉地
らしくないです。もの凄いカントリーロード。しかし、そんなひなびた周囲の様子が逆に我々の期待感を煽ってくれます。テーマパークのような温泉は御免被るな
我々だったので、この雰囲気は寧ろ望む所です。


流石ほったらかし温泉、ナビ見ながらでも道に迷うほど細い道を走らされ、本気で何度か道に迷う。
「ここ! この道だよ! この農道みたいなのがこの道だよ!」
「ゲゲェー! こ、こんなの一般道だと普通気付かないぞ!?」
「・・・ってアレ? 何か順路を外れてるゼ! 兄貴ィィィ!!」
「だからさっきの道を左に行けば」「左に道なんか有ったか!?」

そんなカンジ。


流石ほったらかし温泉だんだんカントリーロードを越えて、アマゾンの秘境みたいな道になってきたんですが・・・?(w
道は先日の台風23号の爪痕も残ったまま、草木が覆い被さって本来の半分くらいしか道幅もなく、建物、人影は勿論この道使われてる形跡ありません(w
別の方向で期待感&テンション上がりまくりの我々。
「見ろ! あの奇怪な木々を・・・なんだ? ありゃあ?(藤岡弘)」
「満身の力を込めて気合を入れ直さないと命を落とすことになるぞ!(藤岡弘)」
『文明を拒絶するかのような密林と悪路・・・隊員達にも疲労の色が見える(藤岡弘)』
『その時! 明らかに人の手によって作られた“門”が姿を現した!(田中信夫)』
「隊長! これを!(隊員)」「をを・・・みんな、温泉郷は間違いなく有るぞ!(藤岡弘)」
『遂に、アマゾンの奥地に幻の温泉郷への手がかりを発見した!(田中信夫)』

ちゃらら〜♪ ちゃらら〜♪ ちゃらら〜♪ ちゃらら〜♪ ちゃらら〜〜〜♪ ※例のテーマ


午前6:00、凄まじい悪路を乗り越えて「ほったらかし温泉」に到着!
まぁ、当然のように開いてるワケないのですが(w
しかし、参照したサイトの写真通り山の上に作られた施設。ちょうど良い時間という事もあり、遠くの山に目をやると山の嶺から美しい光と共に日が顔を出す瞬間。
・ ・ ・ 最 ッ 高 の ロ ケ ー シ ョ ン で す (萌
惜しむべくは、この時間から開いていれば、正に日の出を眺めながら温泉に浸かるという、これ以上ない贅沢が出来たのですが・・・・・・そういえば、開くのは何時からでしょう?(←調べていかなかったヤツ)


【午前10時から】


兄ちゃん! まだあと4時間もあるですよー!?(w
っつーか、今までの走行時間より待つ時間の方が長いですよー!?(w
だ か ら 、 早 す ぎ だ っ て 言 っ た の に ー ! (w



「まだ時間もあるし・・・」という事で、麓まで降りて暇つぶしの手段を探す事に。
再び車を走らせる我々・・・・・・あれ? こっちに普通の道ありますよ?
あれれ? こっちの道、至って普通の道ですよ?
あれれれ? 普通を通り越してまるで観光地のような施設も見えまくりですよ?
あれれれれ? 明らかにこっちが本当の順路ですよ??

・・・えっと・・・あの「水曜スペシャル」な道は何だったんだ??
っつーか、このナビ(クラス:航海士)め! このナビ(クラス:航海士)め!!(w


麓のコンビニで、廉価版の「真!中華一番」と「鉄拳チンミ」を購入の後、再び温泉に戻って時間つぶし。とりあえず、あまりにもあまりであまりな「真!中華一番」の素晴らしさを改めてお互いに確認しあって大爆笑。
そして、これに対抗出来る料理漫画は「鉄鍋のジャン!」しかないと確信。
そんな、いつも通りの馬鹿話&毒話&アレな話でひたすらゲラゲラ笑っていたら、ちょうどお時間です。先程までは我々以外影も形も無かった他の客(車)も気が付いたらかなりの数に。さあ、いよいよ入浴!


・・・まぁ、結論を述べると最高&最強!


個人的には、(1つ1つの温泉で比べるなら)あの草津温泉より良かったです。
値段は安い! 露天風呂は広い! 露天風呂からの景色は極上! お湯も良い塩梅!
風呂から上がった後の休憩所はタダ! 食事処は良心的値段&なかなかの味!
はっきり言って、非の付け所がこれっぽっちも見あたりません!!
ここで本来なら「お薦めです!」と言うところでしょうが・・・今回は真逆。
混むと嫌なので、これ読んだ奴らは来るな!(w


そして朝風呂に入った後、疲れも出ないウチに帰りたいという鬼畜王の提案により、大満喫で大満足のまま帰路。もう、一部の隙もないほどの充実した温泉旅に、
「絶対にまた行こう!」と誓い合い、同時に「来週はまた『アリアンロッドRPG』でもやりましょうや」と適当な予定をブチ立てて今日の計画終了。


オ、オレら、こんなにも「勝ち組」でええんかいのぉ!?