『アリアンロッド』セッション 「学園の怪談」



※ 本シナリオは、いわゆる「公式シナリオ」です。
  これより下は、ネタバレしている部分が多分に有る為、読み進める際には“覚悟”した上でお願い致します。




GM:どらんく




『ギルド<勇者研究会>のメンバー』


・ミルクレッテ・ライト
PC1 12歳 female ヒューリン ウォリア―/サムライ
前回のセッションの功績を認められ、晴れてエルクレスト学園受験生となった少女。なお筆記試験の点数は、ダイス*1で決めた所「30点」と散々にも程が有り過ぎw
今回も相変わらず悪即斬の精神でちょっとアブない娘なまま突っ走り続ける。一応ギルドマスター。
PL:新さん坊


・リニス=エル=クィット
PC2 12歳 male ヒューリン シーフ/ウォリア―
ミルク同様のエルクレスト学園受験生にして、ギルドの緑一点。そして一番の弄られ役。ちなみに筆記試験の結果はミルク同様「30点」と絶望的な数値。
今回は生来の移動力の高さ&取得した学園スキルの『帰宅部』のおかげで八面六臂の大活躍・・・と言えば聞こえは良いが、ぶっちゃけずっとパシリだったというだけw
PL:掛茶


・レン・レガイア・レア・レナード=レイン・ヴァキンズ
PC3 13歳 female フィルボル アコライト/メイジ
相変わらず不遜極まりない小娘。今回も我侭言い放題のやりたい放題で、ちょっとだけ登場したカミュラに対し敵愾心剥き出しで腐った生卵をぶつけようとする。
・・・ところで、何か発言/行動する度に「まんまハルヒw」と言われるのだが、原作知らないアタシにとっては誉め言葉なのか貶し言葉なのかが気になるトコロ。
PL:B+P


・アウリーヤ=P=ストナー
PC4 15歳 female ヒューリン シーフ/シーフ
ギルド内でも学園内でも優等生のクールビューティー。大騒ぎするギルドメンバーを、一歩離れた位置から冷めた目で眺めてるカンジ。
自らもシーフなのだが、その役割のほとんどをリエルに押し付け、自分は安全圏で高見の見物というのが前回から変わらぬスタンダードポジション。
PL:ユンの字


・リーリア・ライシズ
PC5 14歳 female エルダナーン メイジ/サモナー
今回より参加となる新PC。エルクレスト学園ではレンと同室にして、ギルドメンバー中唯一の3年生。
おっとりのほほんとしていて、ほうっておくと無限にぼうっとする事が出来そうな娘。趣味は読書で、これもまたほうっておくと無限に図書館に居座っていそうなくらいのフェテッシュぶり。
使い魔は、その手に持った“意思を持つ魔導書”で、傍から見る限り、その禍々しい表紙といい、邪悪な雰囲気といい、醜く裂けた口を持つ所といい、どこをどう見ても“悪魔書”なのだが、本人はまるで気にしていない。そのあまりの気にしなさ過ぎる態度に、ひょっとしたら書物の方が本体なのではという噂もチラホラ・・・。
PL:白兎




今回プレイしたのは『エルクレスト学園ガイド』に付属されているシナリオ。
それをまぁ、ちょっとだけ入学前という状況に合わせて手直ししたもの・・・・・・だよね?


物語の骨子は・・・えー、シナリオタイトルから「察せ!」と言いたくなる程そんなカンジでしたw
受験生歓迎会(?)というノリでどんちゃん騒ぎがありーの、その中のイベントで肝試しがありーの、でもその肝試しに呪われた人形があったせいで一行は異空間と化した肝試し会場に閉じ込められーのというお話。
で、ある者は図書館から消えた魔導書を探すため。ある者はカミュラからこのイベントに漂う邪悪な気配の調査を頼まれて。ある者は肝試しで高得点を取り、カミュラを見返し人気を掻っ攫おうとするため。ある者は・・・・・・とまぁ、色んな理由でダンジョンに突入。




・・・で、そんなダンジョンこと肝試し会場なんですが・・・これがまぁ色々とデータ的に怖いイベント&トラップ満載で、毎回毎回ヒーヒー言わされっぱなしでとても楽しいことこの上なしでございましたw


ダンジョン突入して直ぐに登場するシナリオボス(レベル10!不死身!!)はいきなりパーティーにエンゲージする形で登場する為、逃げ出すためにヒーヒー言わされるし、しかも【20m】まで届く【精神攻撃】のせいで、我々ギルドのお得意戦法『インヴォーク』は全くの無駄。こちとら1発殴られたらそれだけで瀕死確定のアコ/メイジのフィルボルなので、いきなり戦々恐々です。


移動力4のリエルの活躍などもあり、やっとの思いでその場から逃亡するも、続けて立ちはだかる通路の大穴。穴の上に渡された橋は重量11以上の装備で破壊される仕組み。プリプレイで必死の思いでツヴァイハンター(重量11)を購入したミルク涙目。そして橋を使わずに飛び越えるなら【敏捷:12】、橋を使うなら【敏捷:11】の判定が必要とか言われて運動神経ゼロのレンとリーリアも涙目。まずは安全圏のPCからと橋を渡り始めたアウリーヤが橋に仕掛けられた『エクスプロージョン』の罠に引っかかって涙目。・・・な・・・なんて・・・なんて底意地の悪いトラップ群だ・・・ッ!(怨


・・・その後もシナリオの罠にことごとく引っかかり・・・全部書くと完全にシナリオそのままを記する事になっちゃいそうなので割愛しますが・・・そらもうここまで来るといっそ清々しさすら感じるほどトラップに引っかかりまくりました。・・・多分、全てのトラップに引っかかったんじゃあないかなぁw*2




そして、リエルとかリエルとか、主にリエルの大活躍という名の四苦八苦の末に全てのイベントアイテムが揃い、いよいよボスとの再戦・・・クライマックスです。
クライマックスは、単純な戦闘ではなく、手に入れたイベントアイテムを定められた順番で使用(対決あり)する事で勝利するというもの。順序が決まっている&判定がある為、誰がどのアイテムを持つかが重要という・・・・・・これって、FC版『スウィートホーム』だよね?w
案の定、途中で順番がぐちゃぐちゃになり、「マイナーアクションで『アイテム1つを仲間に渡す』・メジャーアクションで『アイテム1つを仲間から受け取る(奪う)』」というルールを最大限活かし、あっちこっちでイベントアイテムのたらいまわし開始w
アウリーヤ「えーと、このターンで俺がこれを使って、次のイニシアがリエルだから・・・」
ミルク「つまり、こちらがマイナーでこれをリエルに渡してメジャーでアウリーヤからこれを取って・・・」
アウリーヤ「いや違う、ここで待機行動を入れればリエルがマイナーでこれを俺に渡してだな・・・」
GM「・・・・・・・・・えーと、そんじゃ敵の攻撃で【精神攻撃】行くけどー・・・」
リエル「あ、んじゃそれ『インタラプト』」
・・・なんだかすっかり蚊帳の外なボスがちょっと可愛そうな一幕があったものの、とりあえず無事順番通りにイベントアイテム使用完了。・・・ここに呪われた人形の怨念は消え去り、無事肝試し会場の異界化は解かれる事になりました。


消え去った人形から出てきた魔導書を図書館に届ける者あり。全ての顛末を依頼主であるカミュラに報告する者あり。結局イベントそのものがこの騒ぎで潰れてしまい、イベントで目立って人気を得ようとする計画台無しになる者あり。・・・そして、この度の功をもって先の筆記試験の低得点は免除。ミルクとリエルは正式に『エルクレスト学園生』となることが出来ました。入学前からこの大騒動・・・はてさて、この先この5人にどのような事件がついてまわるのやら・・・?




・・・・・・ところで、ボスそっちのけでアイテムの受け渡しをする図・・・別スクエアから見ていたレンやリーリアの目からはさぞかし奇異に映ったんだろーなぁー・・・ww


【PL経験点 : 17点】



*1:(2d6-2)*10点

*2:それでも何とかなったのは、元々レベル1でもプレイ出来るバランスのシナリオだったから&イベントをまわる順番がベストチョイスだったからかな?