もうひとつの「現代ファンタジー」
・・・というわけで、今期注目してる２本目のアニメ・・・三田“ドラ子*1かわいいよドラ子”誠先生の『レンタルマギカ』見ました。
まぁ注目もクソも、今期はこれと『ＮＷ』しか見る気ありませんがね！ｗ
ちなみに当方原作は未読。設定等も「現代ファンタジー」ものという知識以外は全くなしの状態。
ただドラ子が原作書いてるって事と、オカルト考証にカイザー三輪*2氏がからんでると知って、相応に濃い話が期待できるかなーと思っての視聴です。
・・・で、感想ですが・・・・・・・・・・・・ん〜・・・・・・。
・・・正直、『ＮＷ』と全く逆の意味で第一話目はちょっといただけない出来だったかなぁ〜・・・というのが正直な感想。
つまり、『ＮＷ』が淡々としすぎて掴みが弱すぎたのに対し、『レンタルマギカ』は展開がいきなりトップスピード。否、トップスピードなんていう言葉すら生ぬるい地球脱出速度展開で、掴むとかそういう段階以前に、キング・クリムゾンの攻撃でも受けたかのように展開がどんどんスッ飛ばされていきます。たった１話・・・正確には後半のたった１５分の中で「依頼」「リサーチ」「過去の因縁」「葛藤」「心の触れ合い」「昇華」「事件の解決」を取り扱うって・・・『天羅ＷＡＲ』だってここまでのスピード展開は無理だぞｗ つか、あの手の話をたった１話で纏めるってどう考えてもおかしいだろおかしいだろおかしいだろ！？（唖然
丁寧に描いていけば、あの手のお話は面白くなりそうなのに・・・・・・まぁアレかな？ 第一話目は「こーんな形の話なんですよー」という、ホントのホントに顔見せのパンフレット紹介状態で、今後１つ１つのエピソードを細かくやっていくのかな？ だとしたら今後に期待といったところかしら。
あ、オカルト設定周りなんかは予想通り細かく細かく“濃い”設定を組み込んできてくれて、知ってる身としてはニヤニヤ出来て楽しかったです。こーゆー伝承の中で伝えられた“魔術”を現実の技術として扱い、なおかつ分かりやすく、ビジュアル的に見栄えのするものに仕上げる・・・「成る程あのアレをこんな風に解釈してきたか！」「あ！これはあのアレだな！？」・・・『ＮＷ』同様、自分が「現代ファンタジー」に求めるものがちゃあんと描かれてるのは好感度大です。ただカイザーはＣＭとか予告パートに出てる暇があるなら早く新作ＳＲＳ創っていただきたく！ｗｗｗ
根本の世界設定自体もそんなに複雑なものでなく、てきとーにボーっと見てただけで十二分に理解できたし、とりあえず１話目の難点は２話目以降で取り戻してくれる事を期待しつつ、次を待ちたいと思います。・・・まぁ少なくとも、どっかの名前だけ有名なので「見てみんべぇ」と思って視聴したらゲロつまんなくて、１話２話あわせて１時間胃が痛くなるのを我慢しっぱなしだったとある作品に比べれば万倍はマシですな！ ゲハハハハハ！ｗｗｗ*3
