ロストレクイエム第四話

2週に1度のお約束となりつつあった『ALGキャンペーン ロストレクイエム』もはや4話目。
毎度おなじみの面子と共に土曜日、遊んでまいりました。


いよいよ今回から話がPC達の設定を大きく取り入れ、元のシナリオとかなりかけ離れてきます。その為、色々な部分・・・シナリオ部はもちろん、敵データなんかも元とは違う、オリジナルのものに変更・・・これが全ての間違いの始まりでしたw


まずは小手調べのミドル戦闘。レベル10のエネミー1体に、レベル2のモブが12体・・・しかしPCも既にレベル7。この程度の敵相手に加護なぞ使う必要もない・・・と皆安心しきってる様子。だが、ここでGMのダイス目が大爆発!! たった3〜4ターンの戦闘中に振ったクリティカル(6ゾロ)の数、なんと4回!! 逆に全く振るわないPL達のダイス目。プランも何も滅茶苦茶になり、毎ターン毎ターン計画の練り直しに躍起になるPL。逆に笑いが止まらなすぎるGM。
・・・でもGMは気が付くべきだったのです。この時既にGMの幸運は・・・いえ、既にセッションが始まる前から尽きていたGMの幸運を不憫に思った神様が、ほんの少しだけ哀れに思ってくださっただけであったという事実に・・・w


数々の謎が明かされ、いよいよ第4話目のクライマックス戦闘です。
・・・前回が、GMから見ても「ふざけんな!」と言いたくなるような死線半歩越えた鬼バランスであったので、まぁ今回は《ガイア》がひとつくらい残る程度の・・・あと、今まで使ってなかった加護や能力なんかを駆使するような、PLに新鮮な気持ちを与えてくれるような敵を目指してバランスを調整しました。初心者が「変わったことしてやろう」とする・・・正に由緒正しい死にフラグですw


1ターン目。
エネミーは2体。・・・しかし1体は「同調行動」を取りつづけるタイプのエネミーなので、実質1体のみ。
まずは加護《フォルセティ》を使用。このターンの攻撃全てのダメージを+2d6し、《神》属性に変えようとする・・・が、一切のダメージ減少が出来なくなるという事を恐れたPLは、これを加護《オーディン》で打ち消し。・・・こちらは《オーディン》を持たない偏ったつくりのエネミーなので、これを素直に受け入れる。
そしてこちらの手番・・・GMは加護《ヘイムダル》の使用を宣言。一塊になっているPC全員に対し、範囲攻撃で一網打尽にしようとする! PCはこれをカバーリングなどを活かし(PC1→PC2をかばう。PC3→PC4をかばう)、最大限の人数「ブレイク」しないよう画策する。・・・ここまでは計算通り。
更にPC3、他人をカバーリングして倍になった被ダメージを加護《タケミカヅチ》で反射・・・これも想定内! 更にPC3、自らの加護《トール》をこちらの攻撃に乗せ、自らの被ダメを更に増加! 結果《タケミカヅチ》そのもののダメージも増加! 大丈夫! ここまでは想定内! 100点以上食らったが、まだこちらには70点以上のHPが残っている!!
PC4(どらんく)「・・・あ! 良いこと思いついた! PC1の《ガイア》を《タケミカヅチ》にすれば更にダメージ与えられるんじゃね!?」
!!? こ、こいつ余計な事思いつきやがって・・・!!!! つか、完全にその考え方は失念してたよっ!!(汗
GM「ちょ、ちょっと待って!!(汗 えーと、えーーと・・・(汗」

必死になって自らの作成したエネミー能力を隅から隅まで見渡す。・・・なんで・・・なんで俺はボスに《オーディン》持たせてなかったんだ―――ッッ!!(慟哭
・・・・・・エネミーHP:204。2人のPCの《タケミカヅチ》で返ってきたダメージ、230点+α。問答無用のオーバーキル・・・そらもう、PCを追い詰めるどころかその加護すら削ることもなく、第4話のボス、あっさりポンと撃破(嘆


結論:ボスには《オーディン》を持たせましょう(慟哭


・・・まぁ、ボス戦は盛り上がりに欠ける(別の意味では盛り上がりましたがw)ものになってしまいましたが、話そのものはいよいよ次回第五話をもって終了・・・事態もかなり大事になってきております。
はたしてPCたちは何を選択し、どのような結末を迎えるのか・・・そしてキャンペーンラスボスは瞬殺されるような無様な事はないのであろうか!?w
次回は2週+1週空いて3週間後・・・さて、今から頑張ってシナリオつくるぞー!