「この力さえあれば、今度こそ……!」

ようやく体調の方も落ち着いてきて、日常生活を送るのに支障ないレベルまで回復してきました。これなら何とかセッションは可能かと思います。


そして体調が戻ったなら、今度は家でウンウンうなされている間できなかったこと/しなきゃいけなかった事を片付けるために東奔西走する日々の到来です。
今日も今日とてあっちこっちに走り回ってきたのですが、その途中にふと目の端に映る本屋の看板。「…あ、そういえば明日富士見系の新刊発売日じゃん」「早売りとかしてないかな…?」・・・そう思い、フラフラと本屋に招かれてみると・・・『DX3rd』ktkrッ!!! あるじゃあねーかよ! ずっと待ち望んでいた一冊がよォ!!(歓喜
もう、あらゆる事が頭からスッ飛び、浮かれ気分で『DX3rd ルールブック1』を2冊、『ARAサガ・リプレイ・ブレイク2』を1冊、即効でレジに輸送。・・・残念ながら、『DX3rd リプレイ』の方は影も形も見つからず。まあ、最大目的だったルルブが確保できただけでも良しとしなきゃバチがあたるってモンです。


そして少し前に家に帰還。ホントにカル〜く流し読みした後、この日記を書いているわけなのですが・・・

  • 各エフェクトに、『NW2nd』のように「エフェクトの最大レベル」が設定。2ndのように「エフェクト全て上限2(ピュアは3)」ではなく、エフェクトによって1だったり3だったり5だったり10だったり・・・。
  • トライブリード、思ったより制限厳しい。取得できるエフェクトの最大レベルの制限に加えて、100%エフェクト取得不可。3つ目のシンドロームに至っては、80%エフェクトまでもが取得できないとは…。
  • 逆にピュアブリードは、取得できるエフェクトの最大レベル+2、ピュアブリード専用エフェクトとかなり強力に。
  • ただ、まだ「ルールブック1」だけあって、各シンドロームのエフェクト数がかなり少ないので、一部ピュアはかなり辛いかも。
  • つか、戦闘用エフェクトばっかで何か寂しい・・・。
  • そんな中で、地味に《ハンドリング》が《アニマルテイマー》なしでも使用可能&上昇侵食値が「1」に低下! これは地味ながらも非常に嬉しい!!
  • クリティカル値減少エフェクトが、一括して《コンセントレイト:(シンドローム名)》という一般エフェクト(…でも、扱いは取得時に設定したシンドロームのエフェクト)に。…微妙にわかりやすいようなわかりにくいような…w
  • 「自律判定」が「バックトラック」に名称変更。・・・何故???
  • 今回、アフタープレイで得られる経験点が大幅に上昇。なんと! 3倍振りしても経験点がもらえるぞー!(嬉
  • 具体的に言うならば、2倍振り、3倍振りは「最終侵食率による経験点」にのみ影響し、その他の経験点には一切影響を及ぼさなくなった。
  • その代わり、成長コストも概ね上昇。まあでも、3倍振り繰り返したとしても成長の機会が得られるようになったのは素直に嬉しい変更。
  • 衝動判定が〈RC〉から〈意思〉に変更。難易度も「7」から「9」に上昇。成功しようが失敗しようが衝動値が2d10上昇するのは変更なし。
  • そして重要な事・・・衝動判定に失敗すると、なんとBS「暴走(あらゆるリアクション、カバーリングを行えない。マイナーorメジャー消費で回復)」を受けることに!?
  • 上記「暴走」も含め、「硬直(移動不可。マイナーorメジャー消費で回復)」「憎悪(対象に攻撃を行わなくてはならなくなる。攻撃を行うか、攻撃不可とGMが判断した場合のみ回復)」なんていうちょっと他では見た記憶が無いBSが追加されている。
  • 「待機」のルールが、他のFEARの作品同様「全てのキャラの行動が終わった後、待機宣言していたキャラの行動を行う(【行動値】低い順)」に変更。今までのはなんだか面倒だと思っていただけに、これは個人的にわかりやすくて嬉しい。
  • 今まではメジャーアクションのみに適用された「エフェクトの組み合わせ」。『3rd』からはマイナー、セットアップのエフェクトの組み合わせも解禁!! これはかなり大きな変更点かと。
  • 《ヴァイタルアップ》は削除。代わりにエネミー専用エフェクト《生命増強》で常時HPがブーストされる事に。
  • ・・・あの「戦闘に入った! 《ヴァイタルアップ》でHP増加!!」という流れが「おおお俺たちスゲェ強敵と戦ってるぞー!」感があって好きだったんだけどなぁ・・・。
  • DXにも3rdから「トレーラー(今回予告)」がルールに組み込まれました。決め台詞はダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。」



・・・予想以上に少ないエフェクト数といい、ざっくばらんなワールドガイドといい、そもそもエネミー専用エフェクトは掲載されているが、肝心のエネミーデータは全く掲載されてないなど、やはり「ルールブック1」という名前通り、これをこのままホイと手渡されてプレイするには色々足りない部分が多すぎる1冊ですが、まあ掲載されているサンプルシナリオをプレイする分には十二分な出来ですし、上記色々変更された部分を眺めているだけで非常に楽しいし、プレイしなくとも「改善されてるなぁ」と伝わってくる素敵な1冊かと思いますです。嗚呼! 早いところ「ルールブック2」発売にならないかしらプッチ神父の力で1ヶ月時が加速しないかしらッ!?




・・・そして相変わらずのパーソナリティ・“ディアボロス”春日恭二の負けフラグ立ちまくりの台詞と説明文に、枕を濡らさずには居られない今日この頃www