シャイニングフォース・ネオ

ナースを倒し、完全体カーディスをも屠り、すっかり人外のモノとなられてしまったベルド陛下の御姿を拝見したDC版ロードス。
「だが、まだまだ敵もエンシェントも刻み足りねェ!」「もっと強いヤツと戦いてェ!!」・・・と滾る想いは尽きることを知らず。そこで、同じネバーランド作の作品にして、「DCロードスの後継者」と噂される『シャイニングフォース・ネオ』を少し前から購入してプレイしてました。


・・・で、本日クリア後の隠しダンジョン50階も攻略終了し、とりあえずのところコンプリート。


で、感想なんですが・・・ヌルい! ヌルすぎるわァッ!!
確かにシステム部はロードスを更に発展させ、ほぼ剣オンリーであったロードスに比べると「片手武器」「両手武器」「弓」「杖(魔法)」・・・と場面に合わせた戦い方が出来て楽しいのですが、如何せん敵が弱すぎる!!(慟哭
かつて、マーモ島で体験した「既にその階の敵は全て1撃で倒せるどころかダメージすらもほとんど受けない中、宝箱を漁っていたら古ぼけた木箱を発見。中身を確認する為接近して木箱を破壊。その瞬間木箱に仕掛けられたエクスプロージョンが発動。同時に周囲に現れる無数の敵から放たれる炎の魔法・・・もはや敵無しと思われていたベルド王は、わずか1秒にも満たない時間で地面のシミと化していた」というシチュエーションを期待していた身としては、この低難易度はちょっとガッカリ。
いや、まぁ一応隠しダンジョンの最深部付近ではちょっと気を抜くと直ぐに殺されるというバランスではあったのですが・・・逆にいうと、「気を抜かなければ」殺される事が無かったのも事実・・・。瞬殺してくるような強力な敵も居たことは居たのですが・・・どーにも数が少なすぎて・・・。ロードスでメデューサ2匹に填められた時のような絶望感も無かったし・・・いや、ゲームとしては正しいとは思うのですがねw ロードスの難易度は、既に「ゲームとして失敗」の域に半歩踏み込んでいる部分もありましたしw でも・・・うーん・・・。


それでもまぁ、たっぷり60時間は填らせていただいたので、並みのゲームに比べればとても楽しい作品でございました。画面の1/9ほどの巨大な敵が、そらもう100を遥かに越える数迫ってくる中、一歩も引かずに自分の等身の倍はあろうかという剣を振るい、文字通りにも程が有りすぎな程バッタバッタとなぎ倒しつつ突き進む*1・・・という事が出来る戦闘は、思わず徳川忠長ばりの壮絶な笑みを浮かべてしまいましたよ。ええ(嬉々
上でも少し述べた、武器の摂取選択もまたロードスでは無かった楽しさ。自分は、基本は両手剣*2で、サブ武器として弓を使ってましたが・・・文字通り「肉を斬らせて骨を断つ」な両手剣の破壊力も、一歩も敵を寄せ付けない弓の連射力も、これがまぁ気持ち良い気持ち良い。
ストーリー部分は、まぁ至ってフツー*3なので、そういう部分はあまり期待できませんが、『三国無双』とか『戦国BASARA』とかが好きな人は、是非ともプレイを。今なら3000円でお釣りが来る程度のお値段で買えますよw


・・・あ、あともう一つガッカリな部分を思い出した。
ロードスの「エンシェントを刻む」に比べて、ネオの「フォースを刻む」は・・・確かにスピードアップされていて、使い勝手は良いのですが、なんともまぁ・・・味気ないです。
やっぱり郷里大輔氏の「大いなるエンシェントよ!鉄に打たれて力を宿せェエェェ!」は残して欲しかったなぁ〜【無理】




・・・さて、次はどらんく氏に借りた『ラジアータ』でもプレイしよーっと。

*1:ゲーム初期は2桁から3桁のダメージのやりとりなのですが・・・後半この頃になると、ダメージは7桁から8、9桁にも届く数値になりますw

*2:っつーか、もろにドラゴン殺し(by ベルセルク)w

*3:・・・というか、よく憶えてなかったり・・・w