我が家に来てくれて、本当にありがとう

実家からたった今電話があり、飼っていた猫の1匹が亡くなったと告げられた。


元々体はあまり強くないペルシャ猫だったのだが、それでも獣医さんに定期的に通ったり、あれこれ猫の健康に良いというものを食べさせたり、ちょっとでも体調が悪いようなら家族総出であれこれ世話を焼いてみたり・・・四方八方尽くした結果、家に来たその時よりはずっと健康に走り回るようになって早十ン年・・・残念ながら、今日11時過ぎ頃、息を引き取ったとの事。


自分はあれこれ忙しく、あまり実家に帰る機会も持てない昨今であったので、直接会ったのはもう何年も前の話になってしまう。だが、それでも母親からのメールに添付されている写真に心底癒されていた。・・・相変わらず深夜になるともう1匹の猫とドタドタ猫っぽくない足音立てて走り回って遊んでいるのだろうか・・・そういえば朝方になると誰よりも早く自分の部屋の前にきて、ニャーニャー鳴いて部屋に入れろとうるさかったっけなぁ・・・夏場になると玄関で、まるでトラの絨毯のごとくぐでーっと伸びてたけど、あれ外出るとき邪魔なんだよなー・・・。


十ン年という年月・・・果たしてあの子は天寿を全う出来たのだろうか? それとも人(猫)生半ばでの無念のリタイアとなってしまったのだろうか?
・・・どちらにせよ、あの子にとって我が家での十ン年が幸せな日々であったなら、同じ家族としてこれほど嬉しい事は無い・・・そうであって欲しいなぁ・・・。


・・・そんな事を思いつつ、遠い空に向かい暫しの黙祷。
こういう時の言葉として適切なのかは分からないけど・・・十ン年間、お疲れ様&ありがとう。ゆっくり、休んでね。




元気な頃のおねむ猫